FIELD NOTES FOR FACTORY FLOOR

町工場ノート

納期と品質に向き合う、ものづくり現場の味方

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手直しか作り直しか。不良が出た日の判断の順番と記録の残し方チェックリスト

**その場で見る(順番どおりに)**

  • ①手直しの中身は「削る/足す/やり直す」のどれか、口に出した
  • ①削る型なら、公差の下限を図面で確認した
  • ①足す型なら、材質・硬度・膜厚などの指定を確認した
  • ②図面・仕様書に「再加工不可」の指定がないか見た
  • ②品質取り決め書に、手直し時の連絡義務がないか確認した
  • ③材料の在庫があるか確認した
  • ③機械の空きと段取り替えを含めて、間に合うか見た
  • ④①〜③をくぐったうえで、金額を比べた

決め方の原則

  • ①か②で引っかかったら、その場で決めずに相談すると決めた
  • 金額を比べるのはいちばん最後、と決めた
  • 見た目が直ることと、規格に戻ることを分けて考えると決めた
  • 間に合わないとわかった時点で、その日のうちに連絡すると決めた

記録する

  • 記録する場所を1か所だけ決めた(ノート1冊 か Excel1枚)
  • 書くのは3行(何が/どうしたか/何分か)に絞った
  • 「何分かかったか」の欄を必ず埋める、と決めた
  • 決めた人の名前を残す、と決めた(責任追及ではなく、あとで聞けるように)
  • 特採にした件は、客先とのやり取りの控えを一緒に残した

月に一度

  • 分数の列を合計する日を、カレンダーに入れた
  • 合計に時間チャージを掛けて金額にした
  • いちばん多い不良を1つだけ選んで、原因を追う対象にした
  • 翌月、その1つの分数が減ったか確かめると決めた

深追いしない目安

  • 過去の不良をさかのぼって埋め直さない。今日出た1件から始めれば足ります
  • 記録は3行のまま。項目を増やすのは、3か月続いてからで十分です
  • 判断表はA4で1枚。2枚になったら、現場では読まれません
  • 管理システムはまだ要りません。ノート1冊で3か月回してから考えれば大丈夫です

やらないと決めること

  • 規格に戻らない品物を、金額を理由に通さない
  • 手直しを、黙ってしない(客先の約束を先に確認する)
  • 記録を、個人の失敗の記録として使わない

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